桜並木の北端に位置する前原橋。ここからは、まっすぐに伸びる両岸の桜が望めます。正面の山から立ちのぼる下賀茂温泉の湯けむりも風情があります。
このあたりは土手の遊歩道の両側に桜があり、さながら「桜トンネル」の様相。枝ぶりも低く、桜に包まれるように感じられます。役場と商店街の裏手で、近くに立ち寄りスポットも点在しています。
青野川が右に大きく弧を描くダイナミックな景色は、「みなみの桜」きっての“インスタ映え”ポイント。ここから九条橋までの間は、桜の開花が早く、菜の花も濃いため、散策に人気のポイントです。
まつり会場の中心となる道の駅。川床にレジャーシートを広げて、出店で買った名産をほおばるご家族の姿も良く見られます。「花より団子」派のあなたも大満足。
九条橋付近も、下流から上流にかけてS字にカーブしていく、川の流れが美しいポイントです。ここからは、薄暮の時間もおすすめ。桜の向こうの空が、赤から濃紺へ、鮮やかなグラデーションに染まります。
まつり期間中は、毎晩18:00~21:00まで、前原橋から九条橋までの桜並木がライトアップされます。風が無く、川の流れが緩やかな好条件が整えば、水面に映る夜桜を眺めることができます。
およそ3ヘクタールの休耕田に広がる菜の花畑。どこまでも続く黄色いじゅうたんに、心も躍ります。畑の中には通路やベンチもあり、菜の花に埋もれたような記念写真も撮影できますよ。
こぢんまりした街並みが桜一色に染まる下賀茂温泉。手前に見える「道の駅・下賀茂温泉湯の花」から画面右奥の役場裏へと見どころが続きます。残念ながらこの風景は鳥にならなければ見られません。生まれ変わったらまた一度お出でください。
夜桜ライトアップにあわせて、道の駅と銀の湯橋付近の2ヶ所に竹灯りが展示されます。夜空にたちのぼる湯けむりとあいまって、より一層幻想的な雰囲気に。